清涼な空気が漂う山間の寺
高野川上流の山深い地、鯖街道沿いに佇む。1609年創建、本堂の後ろにある開山窟には、同寺を創建した木食上人弾誓の即身仏、すなわちミイラが安置されています。寺宝の木造阿弥陀如来坐像は国の重要文化財。書院近くの谷に湧く御杖水は、病気除けの水として昔から信仰されており、境内一帯は紅葉の名所として有名。 大原をさらに越えてこのあたりまで観光に訪れる人は少なく、シーズンには静かな紅葉狩りが楽しめます。